絶景！中部山岳国立公園・新穂高ロープウェイ
新穂高ロープウェイ。
新穂高ロープウェイは、標高1,117mの新穂高温泉駅と2,156mの西穂高口駅を第1と第2の2つのロープウェイで結んでいる。
全長は3,171m、高低差は1,035mあり、高低差において日本一となっている。
西穂高駅の屋上にある展望台からは、槍・穂高連峰や笠ケ岳をはじめとする北アルプスの山々の大パノラマを楽しむことができる。
また西穂高駅前にある千石園地には原生林の間を縫う散策道があり、5月～10月にかけて山野草や高山植物の花を見ることができる。
アクセス。
【バス】
高山バスセンター～新穂高ロープウェイ(1時間30分)。
松本バスセンター～新穂高ロープウェイ(2時間)。
【マイカー】
高山～新穂高ロープウェイ(1時間10分)。
松本～新穂高ロープウェイ(1時間30分)。
※安房トンネルの開通により、以前と比べると長野県側と岐阜県側の往来が非常に便利になっている。
新穂高温泉駅。喫茶・軽食のできる食堂、売店のほか、足湯につかることもできる。
第1ロープウェイ。新穂高温泉駅と鍋平高原駅を4分で結ぶ。全長573m、高低差188m、定員45人。
第1ロープウェイと第2ロープウェイの乗継地点となっている鍋平高原には新穂高ビジターセンター「山楽館」がある。北アルプスの山々の楽しみ方を伝える展示物や、奥飛騨に関する様々な資料がある。天然温泉露天風呂「神宝乃湯」があり、雄大な自然の景色を眺めながら露天風呂につかることができる。
第2ロープウェイは、日本で唯一の2階建てゴンドラ。しらかば平駅と西穂高口駅を7分で結ぶ。全長2,598m、高低差845m、定員121人。
感想
- 西穂高駅の屋上にある展望台からの北アルプスの山々の大パノラマは圧巻。独特な山容から北アルプスのシンボルとなっている槍ヶ岳から穂高連峰へと連なる稜線は険しい。今なお噴煙をあげる北アルプスを代表する活火山焼岳。菅笠を空に掲げたような姿が印象的な笠ケ岳など、雄大な眺めが目前に広がる。
- 西穂高口駅の前にある千石園地では、5～10月にかけて山野草や高山植物の花々を見ることができる。散策してみると面白い。
- 新穂高温泉駅には軽食のできる食堂・売店・足湯もある。また飛騨名物の「五平餅」や「温泉ゆで玉子」のテイクアウトコーナーもある。
- しらかば平駅には、朴葉みそカツ丼や飛騨牛カレーなど飛騨の味を楽しめるレストランや、焼き立てのパンを売っているパン屋さんなどがある。
- 山麓には、奥飛騨温泉郷がある。平湯温泉・福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉という5つの温泉地があり、露天風呂も多い。露天風呂につかりながら雄大な景色を楽しむのもいいだろう。
- 北アルプスの大自然・奥飛騨の山里の雰囲気と温泉など、存分に楽しめる。
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