山梨・西沢渓谷の見事な渓谷美
西沢渓谷の魅力。
山梨県の西沢渓谷に行ってきた。
奥秩父の国師岳を源流とする西沢渓谷には、清流が花崗岩を浸食して造られた巨大な大自然の芸術品ともいえる見事な渓谷美が連続する。
特に滝がすばらしい。
そしてエメラルド色に光る水が神秘的だ。
豊かな緑とすがすがしい空気は森林浴にも適している。
●氷壁の見頃 1月中旬~3月中旬。
●シャクナゲの見頃 5月中旬~5月下旬。
●新緑の見頃 5月下旬~6月中旬。
●紅葉の見頃 10月中旬~11月上旬。
西沢渓谷へのアクセス。
【バス】
JR中央本線・山梨市駅から「西沢渓谷入り口」行きのバスに乗り、終点で下車。所要時間はおよそ60分。
【車】
中央自動車道一宮・御坂ICから約60分。
関越自動車道花園ICから約120分。
JR中央本線・山梨市駅から山梨市営バスに乗り、西沢渓谷入り口へ。
西沢渓谷入り口にある東沢山荘・ドライブイン不動小屋。ここから歩き始める。
三重の滝。
フグ岩。
ウナギ床。
人面洞。
竜神の滝。
貞泉の滝。
母体淵。
カエル岩。
七ツ釜五段の滝。
七ツ釜五段の滝の上部。
西沢渓谷遊歩道の最上部。ベンチやトイレが設けられている。
下りは旧森林軌道を歩く。このトロッコ軌道跡は、三富村と塩山駅を結んでいた三塩軌道の跡。昭和8年~昭和43年まで主に西沢・東沢一帯の木材・石材の搬出に使われた。国道が整備され自動車輸送に変わると衰退し、昭和43年にその歴史を閉じた。
途中の大展望台からは、鶏冠山、木賊山、破風山、雁坂嶺など奥秩父の2,000m級の山々を見ることができる。絶好の休憩ポイント。この写真は鶏冠山。
下山途中で見つけた花。
西沢渓谷入口から少し下ったところにある「道の駅 みとみ」。レストランや売店がある。
山梨名物ほうとうの麺をつけ汁につけて食べる「おざら」。夏はこれがおすすめ。
オススメのコース。
●西沢渓谷1周 約10km、所要時間約3時間半~4時間。
●三重の滝まで行って折り返す場合 約3km、所要時間約1時間30分。
【感想】
とにかく素晴らしい渓谷美の連続。
「21世紀に残したい日本の自然100選」「森林浴の森、日本100選」「新日本観光地100選」「日本の滝100選」などに選定されているというのも納得がいく。
コースには急な坂道やちょっとした岩場もあるので、トレッキングに適した服装と履物をおすすめする。
革靴やハイヒールでは無理。運動靴か登山靴が必要。
帰路は軌道跡を歩くので、とても歩きやすい。
リュックとキャリーカートをうまく組み合わせた使い方いろいろのバッグ。
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