一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅

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房総半島の養老渓谷を散策してみた

養老渓谷

千葉県の養老渓谷を訪ねた。養老渓谷を1周するハイキングコースが設けられており、川辺の遊歩道を散策しながら、渓谷美を満喫することができた。

房総半島の中央に位置する養老渓谷は古くから親しまれてきた景勝地で、春は新緑、夏はキャンプと水遊び、秋は紅葉の美しさを求めて多くの人が訪れる。

渓谷のそばにある養老温泉は、ラジウム鉱泉を加熱した黒い湯が特徴。

 

養老渓谷へのアクセス

電車

JR内房線五井駅から小湊鉄道に乗り、養老渓谷駅で下車。五井駅から養老渓谷駅までの所要時間は約1時間。

 

館山自動車道市原ICより約50分。

圏央道木更津東ICより約25分。

圏央道市原鶴舞ICより約18分。

 

 

小湊鉄道五井駅から上総中野駅までの約39kmを結ぶローカル線。クリームと赤のツートンカラーのかわいい車両が走っている。

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養老渓谷駅。レトロな雰囲気の駅舎。駅構内に足湯がある。

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こちらがその足湯。鉄道を利用する人は無料で楽しめる。神経痛や筋肉痛に効能があるとか。

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養老渓谷を1周するハイキングコースを歩いてみることにした。のどかな田園風景を眺めながら歩く。

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奥養老バンガロー村。バンガローの間を通り抜けて進む。

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蕪来渓谷。谷底を静かに清流が流れる。

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中瀬遊歩道。養老川の川辺に整備された遊歩道。飛び石伝いに流れを渡ったり、樹林の中の山道を歩くなど、渓谷美を堪能できる。

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弘文洞跡。江戸時代に造られた隧道が崩壊して、独特な景観を造り出している。養老渓谷随一の景勝地

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飛び石伝いに川を渡る。

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美しい渓谷を眺めながら歩く。

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観音橋。養老渓谷のシンボルとなっている朱塗りの太鼓橋。

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養老山立国寺。源頼朝が戦勝祈願をしたとの言い伝えから「出世観音」と呼ばれる。

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養老温泉街には旅館や食堂が並んでいる。「大新」という食堂に入ってみた。地元の素材を使った山菜・川魚料理を味わうことができる。写真は「鯉こく定食」。鮎や鰻も美味しいらしい。

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 10月の終わりに訪ねたのだが、紅葉にはまだ早かった。地元の人の話では、11月の後半から12月の上旬頃が紅葉の見頃とのこと。柿の実はいっぱいなっていた。

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感想・気づいたこと

小湊鉄道の車窓から見える田園風景もいい。養老渓谷駅の足湯は、鉄道利用者なら無料で入れる。それ以外の人でも駅の入場券を買えば入ることができる。

養老渓谷1周ハイキングコースは、のどかな風景と渓谷美を眺めながら散策できる。距離は約7.1km、所要時間は約2時間40分。多少の上り下りはあるが、体力的にはそれほどきつくない。

養老渓谷温泉街には食事処や旅館が並んでおり、日帰り入浴も可能。のどかな雰囲気の静かな温泉街といった感じ。

・周辺には梅ケ瀬渓谷粟又の滝などの見どころもある。

 

 

 

 

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