一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅

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日本三大名瀑、茨城県大子町の「袋田の滝」とはどのような滝か?

袋田の滝とは...

茨城県大子町にある袋田の滝は日本三大名瀑のひとつで、高さは120m、幅は73mある。

4段に分かれて岩肌を落下することから別名「四度の滝」とも呼ばれる。また一説には、西行法師がこの地を訪れた際、

「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」

と絶賛したことから「四度の滝」と呼ばれるようになったとも伝えられている。

春の新緑、夏の水音、秋の紅葉、冬の氷結と静寂、四季それぞれに違った姿を見せる。

袋田の滝へのアクセス

【公共交通機関】
・JR水郡線袋田駅から袋田の滝行きの路線バスに乗り、終点の「滝本」で下車。所要時間は約10分。徒歩だと40分。
・東京駅と大子町を結ぶ高速バスが運行されており、「袋田の滝入り口」に停車する。東京駅~袋田の滝入り口の所要時間は3時間25分。料金は2,800円(2014年9月時点)。

【マイカー】
常磐自動車道那珂I.C.から国道118号線経由で50分。

 

 

袋田の滝の周辺には、食事処や売店などが多数ある。

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観瀑台へ続くトンネル。

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第1観瀑台から見た袋田の滝。水しぶきを浴びるほどの至近距離から滝を見ることができる。かなり迫力がある。

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エレベーターに乗って第2観瀑台に上がると、袋田の滝の全景を見ることができる。

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日本三名瀑袋田の滝」【動画】


日本三名瀑「袋田の滝」 - YouTube

 

感想

  • 日本三名瀑のひとつとされているだけあって、見事な滝である。高さ120m、幅73mと高さもあるし、幅も広い。美しさと迫力の両方を兼ね備えている。
  • 滝を見るためにはトンネルを通って行く。トンネルの利用料は大人300円、子供150円(2014年9月時点)。トンネルの長さは276mあり、吊り橋、第1観瀑台、第2観瀑台へと続いている。
  • 吊り橋から見る滝は、斜めの角度から少し距離をおいて眺める感じ。この角度もなかなかいい。
  • 第1観瀑台は滝の真正面にあり、水しぶきを浴びるほど近いところから滝を見ることができる。
  • 第2観瀑台へ行くにはエレベーターを利用する。第2観瀑台からは袋田の滝の全景を見ることができる。
  • 滝の入り口周辺には、食事処、土産物店が数多くあり、宿泊施設もある。
  • 自分の場合、行きは上野駅から特急「フレッシュひたち」に乗り、水戸で水郡線に乗り換えて袋田駅で下車。袋田駅から路線バスを利用した。帰りは国道118号線の「袋田の滝入り口」バス停から東京駅行きの高速バスに乗った。料金はJRの特急を利用するよりもかなり安い。

  

 

 

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