参拝客が絶えない三島の人気スポット 三嶋大社
三嶋大社
奈良・平安時代の古書にも記録が残り、千数百年の歴史を伝える三嶋大社。社名の「三嶋」は地名ともなった。
伊豆に流された源頼朝が深く崇敬し、源氏再興を祈願し、それが叶ったことでも知られている。
ここの神様は、山林・農産の守護神。また福徳の神として商、工、漁業者の信仰を集めている。
本殿は重厚な総欅(けやき)造りで重要文化財に指定されている。
宝物館には、頼朝の妻、北条政子が奉納したと伝えられる国宝「梅蒔絵手箱」や刀剣、古文書などの多くの宝物がある。
茶屋では名物「福太郎餅」が、お茶付きでいただける。
三嶋大社の入り口、大鳥居。
福太郎茶屋に入ってみた。名物の「福太郎餅」は、こしあんでくるんだ草餅。200円。
こちらは総門。
源頼朝・北条政子 腰掛石。源頼朝が平家追悼の願いを込めてお参りした時に、腰を掛けて休息したと伝えられている石。右の石は、北条政子が腰かけた石。
宝物館には、三嶋大社の歴史を知ることのできる資料が展示されている。北条政子が奉納したと伝えられる国宝「梅蒔絵手箱(うめまきえてばこ)」は鎌倉時代当時の最高技術を結集させた手箱。内容品の化粧用具一式も展示されている。ここでは精巧に造られた模造品を見ることができる。2階が展示室で、1階は売店、ギャラリーになっている。
神馬。この神馬は、毎朝神様を乗せて箱根山に登るという伝説があるそうだ。
神鹿園には多くの鹿が飼育されていて、エサを買って与えることもできる。カワイイ。
国の天然記念物の指定を受けたキンモクセイの木。樹齢1200年を越えると推定される巨木。
舞殿。主として舞を奉納したところ。
こちらが本殿。
弓道場もあった。
三嶋大社へのアクセス
●JR三島駅から徒歩約13分。
●東名高速道路沼津ICから車で約15分。
感想・気づいたこと
●自分が行ったのは1月の土曜日だったが、多くの参拝客が訪れてにぎわっていた。露店も出ていた。
●境内に入るのは無料で自由に入れる。宝物館の展示物の見学は有料。一般500円、高校生・大学生400円、小・中学生300円。
●宝物館2階に展示されている国宝「梅蒔絵手箱」は模造品だが、鎌倉時代当時の材料と技法を使って精巧につくられている。製作のようすを収めたビデオを見ることができる。
あわせて読みたい記事
鎌倉の大仏様の胎内に入ってみた - 一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅
武蔵野の面影を色濃く残す平林寺の境内を歩いてみた - 一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅
徳川将軍の眠る 浄土宗大本山 増上寺 - 一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅
300万人が初詣に訪れる成田山新勝寺 - 一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅
東京新大久保にある金運アップスポット・皆中稲荷神社には「当たる」ご利益がある!? - 一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅
関東屈指のすごいパワースポット 榛名神社 - 一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅