300万人が初詣に訪れる成田山新勝寺
成田山新勝寺
初詣には300万人ほどの人が参拝するという、成田山新勝寺に行ってきた。
成田山新勝寺は、千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山のひとつ。創建は940(天慶3)年、平将門の乱の平定祈願のため東国へ派遣された大僧正寛朝により開山。
巨大な寺の境内には大本堂や三重塔、平和大塔など、多くの堂塔が建ち並び、寺の後ろには成田山公園と呼ばれる広大な庭園が広がっていた。
JRと京成の成田駅前から成田山新勝寺の総門までの約800mにわたる表参道には情緒あふれる建物が並び、今でも江戸時代の面影が色濃く残っている。飲食店や土産物屋が多数軒を連ねており、活気あふれるにぎわいを見せていた。
江戸情緒を感じさせる表参道の街並み。どういうわけか、うなぎ屋がたくさんあった。
総門。成田山の正門。高さ約15m。
大本堂。ここで御護摩祈祷が行われる。僧侶たちの祈祷する声が鳴り響く。
三重塔。高さ約25m。
釈迦堂。
光明堂。旧本堂。後方に奥之院の洞窟があり、毎年祇園会に開扉される。
平和の大塔。高さ58m。
大本堂の右手には成田山公園がある。この滝は高さ約20mの雄飛の滝。
成田山公園には3つの池や梅林などがある。梅、桜、つつじ、新緑、紅葉と四季によって趣を変える大庭園。
成田山新勝寺へのアクセス
車 東関東自動車道成田ICから4km。
感想・気づいたこと
・JRと京成の成田駅から新勝寺へ続く表参道には、いろいろな店が並んでいて歩くだけでも楽しい。昔ながらの古い建物もあり、風情がある。
・寺の境内には歴史ある堂塔が多く建ち並んでおり、見どころが多い。寺の後方に広がる成田山公園は1時間ほどの散歩に最適。
・初詣に訪れる人の数は全国2位。JR成田線と京成電鉄本線は大晦日夜～元日朝に電車の臨時運行がある。
・立春前日の節分会は、関取や人気俳優たちの豆まきでにぎわう。他にも2月の梅まつり、7月の祇園会、10～11月の菊花大会など年間を通してさまざまな行事が開催される。
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