吉祥寺の井の頭恩賜公園は散歩にもデートにも最適

井の頭恩賜公園

吉祥寺の井の頭公園に行ってきた。吉祥寺というと、長年「住んでみたい街No.1」に君臨する絶大な人気を誇る街である。おしゃれなショップやカフェがあり、都心からも20分程度で行けるアクセスのよさも魅力のひとつとなっている。

吉祥寺駅から歩いて5分ほどのところに、自然豊かな井の頭恩賜公園がある。桜やツバキ、梅やツツジなど、約1万5000本の樹木に囲まれ、多くの野鳥や季節の花々が息づく東京西部のオアシス的な存在である。

井の頭恩賜公園は、春にはソメイヨシノが咲き誇る桜の名所でもある。秋の紅葉も見ごたえ抜群。また貴重な武蔵野の面影を残す雑木林があり、1年を通じて多くの人が散策に訪れる。

公園内には動物園やボート場などもあり、のんびりとした時間を過ごすことができる。都会の喧騒から離れ、散歩やデートを楽しむのに最適。豊かな自然の中で、四季折々の移りゆく景色を満喫できる。

 井の頭池。井の頭池は神田川の水源で、江戸時代は神田上水として江戸の人々の飲み水だったそうだ。かつて湧水口が7カ所もあったことから、七井の池とも呼ばれていた。池の中央にある七井橋の名はこれに由来する。

これが七井橋。

ボート場では、手こぎ式やサイクル式などのボートが楽しめる。

水鳥たちがかわいい。

ここが神田川の源流。神田川は善福寺川、妙正寺川と合流して隅田川に注ぐ。

園内にはソメイヨシノとヤマザクラなどの約500本の桜がある。池の周囲には約250本のソメイヨシノがあり、春になると池の水に映える満開の桜や花吹雪が見事。

池の中にある島の上に弁財天がある。今年が良い年になるように祈ってきた。

御茶ノ水。徳川家康が井の頭池の西の端にあるこの湧水をくみ、関東随一の名水と誉めてお茶を入れたことからその名がついた。今は地下水をポンプでくみ上げている。

御殿山。徳川家光が鷹狩の際に宿所をもうけ、休憩したことからその名がついた。シデ、コナラ、クヌギなどの雑木林。

井の頭公園へのアクセス

●JR中央線、吉祥寺駅から徒歩5分。

●京王井の頭線、井の頭公園駅から徒歩1分。

感想・気づいたこと

●吉祥寺の駅からも街からも近いのがいい。街で買い物をして食事をしてカフェでまったりして、そして井の頭公園を散歩すれば楽しい1日を過ごせる。

●園内では池の周りを散歩したり、ボートに乗ったりして楽しめる。池のほとりには売店や食事処もある。大道芸などもやっていることがある。

●近くには井の頭自然文化園(動物園・水生物園)や、三鷹の森ジブリ美術館などもある。

●桜の時期に行ったことがあるが、実に見事。池の周りが桜色に染まる。桜の名所である。

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