京都の紅葉名所 真如堂へ行ってみた
真如堂(真正極楽寺)
京都の紅葉名所、東福寺と永観堂のもみじを見物した翌日、やはり紅葉名所のひとつである真如堂というお寺に行ってみることにした。
本尊阿弥陀如来は慈覚大師円仁の作。完成間際に大師が「比叡山の修行僧のための本尊になってください」と言うと、如来は首を振って拒んだという。そこで大師が「それでは都に下って、すべての人々をお救いください。特に女の人をお救いください」と言うと、如来がうなづかれたところから、「うなづきの弥陀」と呼ばれているそうだ。
行ってみると、まるでもみじの林の中にお寺があるようだった。真っ赤に染まる葉がとても美しく絵になるお寺だった。
寺の入り口のもみじ。
もみじのトンネルのような参道。
こちらが本堂。
本堂から見た五重塔。
中庭のもみじもきれいだった。
随縁の庭。随縁とは、事象が縁によって様々な現れ方をすることをいうのだそうだ。
涅槃の庭。ガンジス川支流の沙羅の林の中でお釈迦様が入寂され、その周りを弟子や生類たちが囲んで嘆き悲しんでいる様子が、石組や白砂、植栽などによって表現されている。
本堂の裏はもみじの林になっていた。
真如堂へのアクセス
京都駅前バス停から市営バス5系統に乗り、「真如堂前」で下車。所要時間は約38分。バス停から徒歩約8分。
感想・気づいたこと
・東福寺や永観堂は見物客でとても混雑していたが、ここは穴場というか、そこまで見物客が多くなかったので、比較的静かにもみじを見ることができた。訪れる日や時間帯にもよるとは思うが。自分の場合、平日の午前中しかも割と早い時間に行ったのがよかったのかもしれない。ゆっくり紅葉を堪能したい方におすすめ。
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