一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅

あちらこちらへ放浪の旅に出かけ、面白いところや気に入ったスポットを紹介します。

愛知県の紅葉名所 香嵐渓のもみじまつりの情報 ライトアップ・渋滞

香嵐渓

愛知県豊田市足助町にある紅葉の名所、香嵐渓。見ごろを迎えたというので、行ってみることにした。

香嵐渓は、巴川にかかる巴橋から上流約1kmにわたる峡谷。江戸時代の1634年(寛永11年)頃に香積寺の住職三栄和尚が寺の参道を飾るために楓や杉を植えたのがこの紅葉スポットの始まりだという。

その後地元住民の手で木の数や種類が増やされ、現在では4000本のもみじがあるそうだ。

東海地方随一の紅葉の名所として知られるこの場所、昼と夜では全く違う世界が広がる。きらびやかな昼の紅葉が、夜になるとライトアップによって幻想的な光景に変わる。

ライトアップされる期間は、紅葉が始まる11月の初旬から約1か月でピークシーズンは11月の下旬。ピークシーズンの休日はかなり混雑する。

 

紅葉が水面にうつってきれい。

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待月橋から見たもみじ。

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香積寺の参道のもみじ。

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絶景紅葉、香嵐渓がつくられる元になった香積寺。

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三州足助屋敷では消えゆく昔の日本の暮らしや風景に出会うことができる。

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一の谷の紅葉。

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日没後はライトアップされて、昼間とは違う雰囲気に。

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いろいろな催しも行われていた。この時は太鼓が演奏されていた。

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夜の待月橋。

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夜も多くの人々が訪れて、とても賑やかだった。

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香嵐渓へのアクセス

公共交通機関

名鉄豊田市駅で下車。名鉄バス足助行きに乗り、香嵐渓で下車。所要時間は約40分。

名鉄東岡崎駅で下車。名鉄バス足助行きに乗り、香嵐渓で下車。所要時間は約1時間10分。

 

東海環状自動車道の豊田勘八ICを出て、国道153号線を飯田方面へ15km。

 

 

感想・気づいたこと

香嵐渓を訪れたのは2014年11月23日(日)と24日(月・振替休日)。11月1日~30日にかけて香嵐渓もみじまつりが開催されており、期間中は21時までライトアップがある。露店が出ていたり、いろいろな催しも行われていた。

・4000本のもみじがきれいに色づいていてとてもきれいだった。木の数も多いし、色もきれいで見事な紅葉だった。日没後はライトアップされて、昼間とは違った雰囲気を味わうことができた。

・11月後半の3連休、1年中で最も混雑する時期に行ってしまったようだ。23日の昼ごろに東岡崎駅からバスに乗った。香嵐渓の10km手前から激しい渋滞が始まり、バスが動かなくなってしまった。東岡崎駅を出て2時間が過ぎたころ、バスは香嵐渓まで残り6kmのところまで進んでいたが、相変わらず激しい渋滞は解消する気配はなかった。バスの運転手さんが「歩いたほうが早いです」と言ったのをきっかけに、超満員のバスの乗客のほとんどがバスを降りて歩き出した。もちろん自分も歩いた。早足で歩いて1時間以上かかった。香嵐渓に着いた時にはもうヘロヘロの状態だった。後で聞いた話によると、バスは3時間も遅れて到着したらしい。

ライトアップを見て帰るときになっても激しい渋滞は続いていた。そのために帰りのバスはなかなか来なくてかなり長い時間待たされた。しかもバス停には長い列ができており、やっとバスが来ても人が多すぎて乗ることができなかった。そうして何台かのバスを見送った。やっとバスに乗れたが座れるはずもなく長時間立ちっぱなしで、岡崎に着いた時には疲れ果ててしまった。そんなわけでゆっくり紅葉を楽しむことができなかったので岡崎に1泊し、翌日もう一度香嵐渓へ行くことにした。

翌日は前日の経験を生かして早朝のバスに乗って、再び香嵐渓へ向かった。若干の渋滞はあったものの、スムーズに香嵐渓に着くことができた。そしてゆっくり紅葉を見物することができた。

帰るころになると、またあの大渋滞が始まりかけていた。香嵐渓のバス停にも長い行列ができ始めていた。しかし前日の経験から、隣のたしか「香嵐渓一の谷口」とかいう名のバス停まで5分ほどかけて歩いてゆき、そこからバスに乗ったら余裕で座れた。つまり大量の乗客が乗ってくる前に、先に乗ってしまおうという考えである。

香嵐渓では、紅葉シーズンの休日にはすさまじい渋滞がある。この渋滞に巻き込まれないためには平日に行くか、休日に行くのであればできるだけ朝早く出かけて渋滞が始まる前に香嵐渓に着くようにすることだ。

香嵐渓へ向かう道路沿いにはこの大渋滞を予測してか、所々に仮設トイレが設けられている。

 

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