大山の紅葉ライトアップを見に行ったよ
大山
東京、横浜からわずか2時間で行ける丹沢大山国定公園の大山は、神奈川県伊勢原市にあり、阿夫利山、雨降山とも呼ばれる。
標高1252mのピラミッド型の美しい山容をしており、山頂からは眼下に江の島、相模湾、三浦半島、遠くには房総半島や伊豆大島、さらに丹沢山塊の山並みや富士山といった雄大なパノラマを見ることができる。
大山は古くから霊山として庶民から信仰の対象とされてきた。山頂には阿夫利神社本社、中腹には阿夫利神社下社と関東三大不動尊の雨降山大山寺がある。
こま参道。大山ケーブル駅まで続く、風情漂う参道。老舗の豆腐料理屋や宿坊、お土産屋が軒を連ねる。
大山こま。家内安全・商売繁盛・五穀豊穣を祈願する縁起物として、ひとつひとつ手作りされる木製のこま。
大山豆腐。大山の良質な水で作られた名物の豆腐。様々な豆腐料理を味わえる店が点在している。ゆず豆腐、湯葉豆腐、ごま豆腐にチャレンジしてみた。豆腐そのものの味がとても味わい深い。ゆず豆腐はサッパリした味、ごま豆腐と湯葉豆腐は濃厚だった。
大自然の中を一気に駆け上がるケーブルカー。これに乗れば、大山寺と大山阿夫利神社下社へもラクラク移動できる。
大山寺
関東三大不動のひとつ。本尊鉄造不動明王とニ童子像は国の重要文化財に指定されている。
大山寺へ向かう参道。
深紅に色づいたもみじが、本堂や石段を包み込むように彩る。ライトアップで昼間とはひと味違うロマンチックな雰囲気が演出されている。
こちらが本堂。
本堂前から見た夜景。
近くで見るとこんな感じ。
大山阿夫利神社 下社
今から二千年以上前に創建されたと伝えられる大山阿夫利神社。源頼朝をはじめ多くの武将に崇敬を受けてきたという。
紅葉の幻想的なライトアップ。
境内の紅葉。
大山阿夫利神社 下社。
境内からの眺め。昼間は、相模湾、江の島、三浦半島、伊豆大島などが見えていたが、日が暮れるときれいな夜景に変わった。
大山へのアクセス
電車・バス
小田急線の伊勢原駅で下車し、北口のバス乗り場4番線から神奈中バス「大山ケーブル」行きに乗り、終点「大山ケーブル」で下車。ケーブルカーの乗り場までは徒歩15分、こま参道を登って行く。
車
東名厚木インター・秦野中井インターから国道246号線経由で約40分。
感想・気づいたこと
・毎年恒例の紅葉ライトアップ。2014年は、11月15日(土)~24日(月)、時間は、平日は日没~19:00、土日祝は日没~20:00。ケーブルカーも19:00まで時間を延長して運転している。紅葉は昼間に見ても当然のことながら美しいのだが、夜見るとまた違った雰囲気を楽しめる。
・ケーブルカーを使わず歩いて大山寺や阿夫利神社へ行くこともできる。所要時間は大山寺まで約20分、阿夫利神社までは約30~40分。
・名物の豆腐料理を提供する店は、大山ケーブルバス停からケーブルカー乗り場までの間にもたくさんある。豆腐そのものの味が深いので、一度試してみては。
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