一度は行ってみたいとっておきの名所を訪ねる旅

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軽井沢の聖パウロカトリック教会に行ってみたよ

聖パウロカトリック教会

久しぶりに軽井沢に行ってきた。何度も行ったことはあるのだが、冬の軽井沢を訪れるのは今回が初めて。夏の避暑地のイメージが強いが、冬は冬で別の魅力がある。

 

旧軽銀座通りの近くにある、聖パウロカトリック教会に行ってみた。この教会は1935年(昭和10年)にイギリス人のワード神父によって建てられた。設計はアントニン・レイモンドで、この建築工事には日光東照宮の宮大工や地元の大工たちがあたったそうだ。この建築により、レイモンドはアメリカ建築学会賞を受賞している。

 

堀辰雄が小説『木の十字架』でこの教会を描いたことでも知られており、軽井沢のシンボルの1つとして長年愛されている教会。堀辰雄が「聖パウロ教会で結婚すると多くの人たちから祝福される」と言ったことから、たくさんのカップルがこの教会で式を挙げているとのこと。

 

 聖パウロカトリック教会。旧軽銀座通りの近くにある。

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傾斜の強い三角屋根と大きな尖塔、コンクリートと木材を組み合わせた外観が特徴的。

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アシジの聖フランシスコの像。聖フランシスコは、1182年にイタリア中部のアシジという町で金持ちの商人の家に生まれた。若い時は日ごと夜ごと遊び暮らしていたが、ある時心を入れ替えて自分の持ち物まですべて与えてしまうほど、貧しい人のために尽くすようになった。自らも貧しい生活を送った。フランシスコ会の創立者。

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聖パウロの像。 

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中に入ってみた。木のぬくもりが伝わってくる。

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教会の鐘。

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 聖パウロカトリック教会へのアクセス

 ●JR軽井沢駅北口から北軽井沢、草津方面行きのバスに乗り、「聖パウロ教会前」バス停で下車。所要時間は5分。バス停から徒歩すぐ。1つ手前の「旧軽井沢」バス停からも徒歩6分で行ける。

 

上信越道軽井沢ICから一般道に入り14.2km、車で約22分。

 

感想・気づいたこと

●旧軽銀座通りのすぐ近くにあり、気軽に立ち寄ることができる。無料で自由に見ることができる。

 

●見学できる時間は7時~18時(冬季は日没まで)。

 

●建物はあまり大きくはないが、中に入ってみると天井の部分が木で造られており、木のぬくもりにあふれている感じ。

 

 

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