一度は行ってみたい埼玉の名所 小江戸川越の蔵造りの街並み 一番街・時の鐘・菓子屋横丁
小江戸川越の蔵造りの街並み
川越の街の中心部には、趣深い蔵造りの街並みが残っている。30数軒の蔵造りが軒を連ねており、その多くが現役の店舗である。
西武新宿線の本川越駅から北へ10分ほど歩くと、仲町交差点に着く。そこから次の十字路・札の辻までの約400mが国指定の「重要伝統的建造物群保存地区」である。
そこには昔ながらの建物が立ち並んでおり、まるで江戸時代か明治時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥る。
子どもの頃に川越に住んでいたことがあるのだが、その頃とくらべるとかなり観光化がすすんでおり、多くの観光客が訪れるようになり賑わいをみせている。
蔵造りの街並みへのアクセス
★西武新宿線本川越駅より
徒歩約10分。
または東武バス(神明町車庫行、桶川行、城西川越高校行 他)に乗り「一番街」で下車。
★JR川越駅、東武東上線川越駅より
東武バス(神明町車庫行、桶川行、城西川越高校行 他)に乗り「一番街」で下車。
★車
関越自動車道「川越IC」より約30分。
仲町交差点の角にある松崎スポーツ。
老舗和菓子店の亀屋。
カフェ・エレバート(旧田中屋)。
保刈歯科医院(旧山吉デパート)。
くらづくり本舗。
蔵造りの建物がズラリと並ぶ。
陶舗「やまわ」。
まちかん本店。
フカゼン美術表具店。
川越のシンボル「時の鐘」。高さ16.2m、木造三層の鐘つき堂。今も1日4回(6時、12時、15時、18時)に音を聞くことができる。
蔵造り資料館。
重要文化財の大沢家住宅。川越に現存する最古の蔵造り。
川越まつり会館。
菓子屋横丁。昭和初期には70店、現在は20数店が石畳の道に軒を連ねている。飴、煎餅、団子などの昔ながらの味が伝えられ、一歩足を踏み入れると誰もが子どもに戻れるような横丁。昔の駄菓子を懐かしむ観光客が増え、日中はたいへんな賑わいをみせる。
感想・気づいたこと
●この一角だけ江戸時代か明治時代にタイムスリップした感じ。道路が舗装されて信号機があることと、車やバスが走っていることを除いては。
●自分が子どもの頃に川越に住んでいた時は、あまり観光化されていなかった。今は蔵造りの街並みが有名になり、すっかり観光地になっている。観光客向けのグルメや土産物店などが、ズラリと並んでいる。
●特に休日は観光客でかなり混雑する。今回はまだ人の少ない早朝の時間帯をねらって訪ねた。
●川越には一番街・時の鐘・菓子屋横丁一帯のほかにも、古い建物やお寺・神社、川越城跡や喜多院といった見所がある。
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